君がいないと落ち着かない

久しぶりに連絡し、遊ぶ約束をしようとはするがいつも誰かの都合が悪く、また今度遊ぼうと先延ばしにして消えていった。
俺が辞めたら、夏井達ともこんな関係になってしまうのだろうかという思考が過った。
まだ1年も経っていないんだ。
「…」
「…ごめんなさい。でしゃばりました。」
彼女は千尋の方へ頭を下げた後、肩をすぼませて黙ってしまった。

















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