オフィスラヴ-鬼上司の対処方法ー
「お前…俺の湯吞割ったのはこれで4度目だぞ」

「すいません・・・」


「4度目ともなれば・・・偶然とは言わない」


私と有栖川部長は同時に立ち上がった。



「…次…割ったら…お前…俺の権限でクビだからな・・・」



「ええ~っ!?」



クビは困ります!!
私の大学は三流の女子大で、せっかく一流と呼ばれる大企業に就職出来たのに。


「嫌ならキチンと仕事をしろっ!」


有栖川部長の言葉は正論です。



私も分かっています…でも、みんなと同じように上手くできないんです。
と心の中で言い訳した。



「ともかく…その破片…捨てて来い」



「はい」





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