オフィスラヴ-鬼上司の対処方法ー
コンシェルジュの鈴木さんに見て見ぬ振りをされるのは二回目。


俺は全身に玉のような汗を掻き、ようやくゴールのベットに到着。


綾部を下ろし、布団を被せる。


「・・・」


俺は眠る綾部を組み敷いて、ネクタイを外した。


「マジで襲われても…文句言えないぞ…綾部巴…巴」


俺は彼女の名前を何度も呟く。


俺の単調だった毎日に綾部の存在が波紋を広げる。その波紋は心の中にまで広がっていた。



俺はそっと巴にキスを落とす。


女にドキドキしたコトはない。
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