ミカンとおれんじ ~High School~
「「「......すご」」」
3人揃って、そう呟く。
優しくて、温かくて、柔らかい――――。
歌詞からは、そんな感じがした。
「すごい、これ、今すぐ萩尾くんの歌声で聴きたい」
あたしが感動したように一気に言うと、萩尾くんは返されたノートを見て、言った。
「俺も、これ、みんなで演奏したい」
萩尾くんの歌声。
あたしのギター。
秋梨くんのドラム。
そして......綾場さんの、ピアノ。
この4人で、音を重ねたい。
初めて合奏をした時の感覚を、もう1度感じたい。
今度は、綾場さんも一緒に......。
3人揃って、そう呟く。
優しくて、温かくて、柔らかい――――。
歌詞からは、そんな感じがした。
「すごい、これ、今すぐ萩尾くんの歌声で聴きたい」
あたしが感動したように一気に言うと、萩尾くんは返されたノートを見て、言った。
「俺も、これ、みんなで演奏したい」
萩尾くんの歌声。
あたしのギター。
秋梨くんのドラム。
そして......綾場さんの、ピアノ。
この4人で、音を重ねたい。
初めて合奏をした時の感覚を、もう1度感じたい。
今度は、綾場さんも一緒に......。