ミカンとおれんじ ~High School~
――――パタン
俺は、ノートをそっと閉じた。
「――――そうだな」
そう呟く。
......あ......。
いつの間にか、自然に、少しだけど、笑えている事に気がついた。
夏見さんの方を見る。
夏見さんは優しく笑って、
「帰ろっか。暗くなったし」
と言った。
「......そうだね。送るよ」
そう俺が言うと、夏見さんはありがとう、と言った。
俺も少しだけ笑った。
俺は、ノートをそっと閉じた。
「――――そうだな」
そう呟く。
......あ......。
いつの間にか、自然に、少しだけど、笑えている事に気がついた。
夏見さんの方を見る。
夏見さんは優しく笑って、
「帰ろっか。暗くなったし」
と言った。
「......そうだね。送るよ」
そう俺が言うと、夏見さんはありがとう、と言った。
俺も少しだけ笑った。