ミカンとおれんじ ~High School~
お店を出た。
「何で、ギター弾く事を秘密にするんだ?別に黙ってるけど......」
と不思議そうな顔で萩尾くんは聞いてきた。
あたしは、親がギターとかを弾く事を許すような親ではない事と、学校で先生達が話していた言葉を話した。
話を聞いている萩尾くんは、段々と真剣な顔になっていく。
「でも、ギターを弾いてる間は余計な事を考えないでいいから、好きなんだ。......だから、時々コッソリ弾いてる」
最後にそう話すと、萩尾くんは再び尋ねてきた。
「じゃぁ、何でそんな環境でギターを始められたんだ?誰かに教わったってワケでもないだろ?」
――――『教わった』......か。
「何で、ギター弾く事を秘密にするんだ?別に黙ってるけど......」
と不思議そうな顔で萩尾くんは聞いてきた。
あたしは、親がギターとかを弾く事を許すような親ではない事と、学校で先生達が話していた言葉を話した。
話を聞いている萩尾くんは、段々と真剣な顔になっていく。
「でも、ギターを弾いてる間は余計な事を考えないでいいから、好きなんだ。......だから、時々コッソリ弾いてる」
最後にそう話すと、萩尾くんは再び尋ねてきた。
「じゃぁ、何でそんな環境でギターを始められたんだ?誰かに教わったってワケでもないだろ?」
――――『教わった』......か。