ずっと、あなた。
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加藤side




肩を落としている美鈴


強く言い過ぎたのは
分かっているが
言わずにはいれなかった


「お手洗い行ってくる」


2人分でも全然
高くもない会計を済まし
店の出口で待つ


財布を覗きながら
戻ってきた彼女は
驚いて俺を見ていた



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