ずっと、あなた。
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少し、本当に少し…
私は期待していた


もしかしたら今日からまた
手越と笑いあえる日が来ると


「どうして抱きしめたの?」


手「…」



「どうしてキスしたの?ねぇ!」



強く肩を揺さぶっても
手越は何も言わなかった


彼の腕を握る手の力が強まる



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