ずっと、あなた。
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「結構あるじゃん…荷物」


加「だな。別れたカップルみたい」



笑いながら

大きい袋に荷物をまとめるシゲ


「やめてよその例え!」


加「ん?寂しいの?」


「えっ?まぁ…ちょっとだけ」



彼は片付ける手を止めて
ソファーに座る私の隣に腰掛けた



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