ずっと、あなた。
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シゲを見送る夜空の下は
なんだか寒くて



「じゃ、また明日」


加「おう。明日な」



いつも通りの言葉なのに
胸が苦しくなった


去っていくシゲも
シゲの姿が消えるまで見ていた私も
涙が溢れた


頼りにしていた人が
居なくなってしまった気持ちだった



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