ずっと、あなた。
_



ゆっくりこちらに向いた美鈴は
照れくさそうに俺を見る


「あの…」


増「それでいい。
で?どうして今日誘ったの?」


そう言うと彼女は
ポロポロ涙を流し始めた


女の子の涙に
免疫のない俺は
驚いて背中を擦るしかなかった



_
< 55 / 504 >

この作品をシェア

pagetop