おひとり様の私が恋!?



店員に促されるまま個室に入り、大きな鏡が備え付けのテーブルを見ながら側にあった椅子に座った。



「白羽レナです、よろしくお願い致します。」



ヘアメイクの人へ向かって鏡越しにぺこりと頭を下げた。

「どうも、ご丁寧に。はじめまして、樺碕夏樹(カザキ ナツキ)です。よろしく。」

 鏡越しに頷いてニコッと笑った。



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