ドレミで愛を奏でよう

~道也~

次の日の朝。


俺は学校までの道ををあくびをしながら歩く。


毎日毎日、なりやまないケータイ電話。


面倒なことにならないようにメールには返信してるんだけど。


返事を返したらまた返事が返ってきて、結局夜遅くまでメールしていた。


「ん。なんだ?」


20前後の男が、制服を着た女に話しかけている。


うわぁ…


俺は急いでこの場を離れるように少し早足で歩いた。

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