ドレミで愛を奏でよう
「道也君っ道也君っ」


死んじゃ嫌だよぅっ


私、せめてジャイ○ンには負けないよう努力するからっ


あっでもこの場面ってパトラッ○ュ?


天からお迎え??


「嫌だよっ死なないで。パトラッ○ュ、私ジャイ○ンよりうまくなるから道也君連れてかないで」


私はうつむいて、溢れそうになる涙をぐっとこらえた。


「ぶっ」


ほぇー…?


頭上らへんでクスクスと笑い声が聞こえてくる。


「道也君っ!」


「なっ…なんだよ。パトラッ○ュ!?しかもジャイ○ンっ」


お腹を抱えて笑い転げる道也君。


「ど、どうしたの?なにがあったの?」


「ん~?あー…パトラッ○ュにお前はまだ来ちゃダメって言われたんだよ」


「そっそうなんですか!?」

いいなぁ、いいなぁ。


私も会いたかったな…パトラッ○ュ。            
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