ドレミで愛を奏でよう
「あのね、歌ってたらね「たまたま、会ったんだよ。ここで」」
私の声に重なる道也君の声。
「それで、歌のことを神埼が黙っててって言うから、俺のこの性格も黙ってるって約束をしただけ。」
すらすらと話を続けていく道也君。
何で?
さっきまで“音色”って呼んでくれてたのに。
“神埼”になってるよ?
確かにたまたまだけど、確かにそうだけど…。
嘘でも付き合ってるんだよね?
それとも、潤に言わないってことはからかわれてただけなのかな?私。
改めて道也君からそう聞くとまるで他人事のように聞こえる。
私の声に重なる道也君の声。
「それで、歌のことを神埼が黙っててって言うから、俺のこの性格も黙ってるって約束をしただけ。」
すらすらと話を続けていく道也君。
何で?
さっきまで“音色”って呼んでくれてたのに。
“神埼”になってるよ?
確かにたまたまだけど、確かにそうだけど…。
嘘でも付き合ってるんだよね?
それとも、潤に言わないってことはからかわれてただけなのかな?私。
改めて道也君からそう聞くとまるで他人事のように聞こえる。