闇ノ花




「よし……っ」





腕をまくって、井戸に向かった。



紐に引っ掛けたりする作業が、かなり大変だった。



何とか力を振りしぼり、水が入った重い桶を引き上げる。



ふう……。



これであとは、掃除をするだけ。



私は、土方さんの部屋に戻り……掃除を開始したのだった。




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