闇ノ花
だからゆっくり寝ようかな。
一回くらい、いいよね?
「……休め、と言いたい所だが、これから副長の部屋に行かないとだろ?」
「そうでした……」
がっくりと項垂れた。
まさかの展開。
「はぁ……。天敵土方さんのとこに行かないとでしたね……」
「その言葉、副長に伝えておく」
誰かさんの一言にはっとして、急いで振り返る。
するとそこに、少し笑みを浮かべた山崎がいた。
「やめてよー……」
ムッとして言い返す。