そんな私と野球部さん達
序章 私と野球部
皆さんは野球のすごさや
かっこよさを知ってますか?

私の名前は望月晴(もちづき はる)

私は中学の頃、おばあちゃんの家に
行く時についでに甲子園で行われてる
高校野球の試合を見に行った。

そこでまってたのは
誰よりも真剣に挑み、汗を流していて
喜び合ったり、そして、
誰よりも悔しがり、涙を流してた

高校野球児達がいた。

私はそんな光景に目を奪われてしまった
そして、同時に決めたことがあった

私…高校に入ったら…




野球部のマネージャーになりたい。

私はそんな思いを胸に
高校に入学したのだった。


四月の上旬


ここは県立峰ヶ丘高校

野球部がそんな有名なところではないが
私はここの高校に入学することにきめた

「おい、晴。走るなよ」

「晴は相変わらずだね」

こっちの強い口調で注意した人と
おっとりと話す人は私の幼馴染の
葉月颯太(はづき そうた)と
桜井樹(さくらい いつき)

幼稚園からずっと一緒
二人は小学校から野球部に所属していて高校でも野球部に所属する予定らしい

「大丈夫だよー!…わっ!おっと…と」

軽く小走りをして石に躓きそうになる
私を、颯太は心配そうに見る

「ほら、危ねえじゃねえか…」
颯太はやっぱり。と
言わんばかりな声を漏らす

「晴。颯太も心配してらから
走らないであげて?ね?」

「なっ!?べつにそんなんじゃねぇ!」

「またまたー、心配してるくせに」

「い、いつき!うるせえ!」

「あはは…」

私は野球部のマネージャーになるんだ
そんな思いで胸が膨らんだ
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