後輩レンアイ。
「家の井戸から、わざわざ神聖な水をくんできて差し上げましたのよ?」
いやいや、さっき水道で溜めてるの見たし。
気付いたときにはもう、時すでに遅し。
バッシャーン
「わぷ…」
冷たー。
すごい、床まで水浸し。
「あ、そうそう、後始末はご自分でお願いね?…て、あら!?」
急に、女の声色が変わった。
「志堂龍太様じゃありませんの!!」
誰?
ドアの方を向くと、あのイケメン君が立っていた。
へー、志堂龍太って言うんだ。
「え、ちょ、なにやってるんですか?」
「なにって、お清めよ?だって、クラスの空気が汚れているなんて嫌でしょう?」
「でも、ここまでしなくても…」
「志堂様は、こんな女を庇うんですの?」
「…いや、かばうとかそういうんじゃ…」
「まさか、志堂様もこの女と遊んでらしたの?」
「いや…別に。」
「じゃあ別によろしいのではなくて?」
「えぇ、構わないですけど。」
は、少しでも期待したあたしが馬鹿だったよ。
ひょっとしたら庇ってくれるんじゃないか…ってね。
あーあ、ホンット馬鹿だな、あたし。
あたしはビショビョのまま、屋上に向かった。
いやいや、さっき水道で溜めてるの見たし。
気付いたときにはもう、時すでに遅し。
バッシャーン
「わぷ…」
冷たー。
すごい、床まで水浸し。
「あ、そうそう、後始末はご自分でお願いね?…て、あら!?」
急に、女の声色が変わった。
「志堂龍太様じゃありませんの!!」
誰?
ドアの方を向くと、あのイケメン君が立っていた。
へー、志堂龍太って言うんだ。
「え、ちょ、なにやってるんですか?」
「なにって、お清めよ?だって、クラスの空気が汚れているなんて嫌でしょう?」
「でも、ここまでしなくても…」
「志堂様は、こんな女を庇うんですの?」
「…いや、かばうとかそういうんじゃ…」
「まさか、志堂様もこの女と遊んでらしたの?」
「いや…別に。」
「じゃあ別によろしいのではなくて?」
「えぇ、構わないですけど。」
は、少しでも期待したあたしが馬鹿だったよ。
ひょっとしたら庇ってくれるんじゃないか…ってね。
あーあ、ホンット馬鹿だな、あたし。
あたしはビショビョのまま、屋上に向かった。