後輩レンアイ。
部屋にはいると、志堂龍太はあたしを突き飛ばした。
「どういうつもりだよ…ッ!
結局こういうのが目的だったってわけか?
ハッ、オマエに期待した俺がバカだったな。」
「期待して欲しいなんて言ってないけど。」
「…、勝手に期待して悪かったな。
オマエは、中里清華はあのクソババアとは違うと思ったのに…ッ!」
クソババア?
違う?
なんのことだかさっぱりわからないけど。
違うのは当たり前じゃない。
あたしをそんなオバサンと一緒にしないでよね。
ていうか、
「なにか勘違いしてるみたいだけど。
あとしは、今ここでアンタとセックスする気はないから。」
「は…?」
あーやっぱり。
そんなこと思ってたんだー。
まあ、いきなり連れ込まれたらそう思われても仕方ないけどね。
「さすがに、真っ昼間からサカるほど性欲あふれてないんで。」
まあ、さっきのは別として。