裏切り者

不安と恐怖




その日の夜


『なぁ、桃華俺のこと好き?』

怖かったけど、大好きで信じてたから

「大好きだょ!」

そぉゆった。

『そかぁ、ありがとーなぁ』

「いきなり、どーしたんよ?幸太らしくない。」

『いやさぁ…。』

なにを言ようとしてるの?

「なに?」

泣きそうな声で言った。

『俺お前のこと好きかわからへん。好きって感情なく なってん』

え…。こんなに信じてるんだよ?私…。 なのに…。

「いきなりどーしてん笑」

『あのさぁ、ちょっと距離おかへん?』

「ぇ。なんで?」

『お前への気持ちがわからんまま一緒におるの辛いか ら考えさして』

辛い?幸太が?なんで? 私、色んなこと我慢して心から幸太のこと 信じて。 幸太をおもって泣いた。

なのに…。このまま別れちゃったりするのかな?

いやだょおー 捨てないで幸太…。
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