ホントに大切なもの☆
性悪女
【来瞳 視点】
どんなに泣いただろう…
気付けば朝だった
また忙しい1日が始まる
今日は音楽番組の収録
重たい体を起こし、腫れた目を冷す
私は、「酷い…顔…」と呟いた
ピンポーン
「来たか…」と私は、呟いてマネージャーが迎えに来たと思い鍵を開ける
が、なかなか入って来ない
「…開いてるよ!」と言いながら私は、思いっきり玄関を開けた
「おはよ~ございま~す♪」と予想外で私の家なんて知らないハズの美嘉が言った
私は、疑問に思い「はっ?なんでいる?てか私の家をなんで知ってる?」と美嘉に訊いた
突然現れた上に昨日の今日で苛々する
「香音さんに教えてもらったんですよ~!仲良くなりたくて♪」と美嘉が言った
「何それ?バカにしてんの?」と私が言った
「すごい家ですね~!さすがトップアーティストですね!私も住みた~い♪」と美嘉がそう言って勝手に家へ上がる
「はっ…おい!勝手に上がるな!」と私が言った
だが美嘉は、「すご~い!リビング広~い!テレビ大きい~!」と騒いでる
「ちょっと早く帰ってよ!」と私は、美嘉に言った
美嘉は、そんな私を無視して「こっちが寝室ですか~?」と言って寝室のドアノブに手を掛けた
「……っ!」私は、声にならない声を上げて止めようとしたが間に合わず…
寝室に入った美嘉が「広~い!」と言いベッドへ腰掛けた
そこだけは…
そこだけは…
誰にも触れられたくなかった
明希の匂いが一番あるから…
美嘉が言った「…ここで明希さんは、貴方を抱いてるんだ…」と…
「勝手な想像しないでくれる?」と私は、言った
すると美嘉が「明希さんの匂いがする」そう言って立ち上がった
「ほんと勘弁してよ」と私が言うと美嘉が「貴方が…いるから…明希さんは私を見てくれないのね…」とそう呟き私の前に来る
「マジで出て行って」と私が言った
けど美嘉は、引き下がらず「見て下さい」と言い携帯を取り出し画面を私に見せた
そして美嘉は、勝ち誇った様に「明希さんがここに 来た写真ですよ…合鍵も持ってました。付き合ってないのにおかしいですよね?これバラしたら大騒ぎですよね♪しかもMIZUKIと二股…」と言い出した
私は、冷静を装い「で、要件は何?」と美嘉に尋ねた
すると美嘉が「明希さんの事好きか知らないけど…身を引いて下さい。全部手に入れてるくせに明希さんまで欲しいんですか?」と言ってきた
そんな美嘉に私は、「だから明希さんとは関係ないって言ってるじゃない」と言うと美嘉が「メモ見ましたよね?明希さんからの」と言い不適な笑みを浮かべ玄関へ向かって行く
そして美嘉は、「では、お邪魔しました…歌姫さん♪」そう言い残し帰っていった
"全部手に入れたくせに"
「あんたに…何がわかるんだよ…」と美嘉が出て行ったドアに向かって吐き捨てる様にひとり呟いた
するといつの間にか家の中に入ってきていたマネージャーが私に向かって「何してるの?さっき美嘉さんとすれ違ったけど来たの?」と聞いてきた
私は、「ん…まぁ…用意する」と言いマネージャーが迎えに来た為、着替えた
準備が終わった私にマネージャーが「行くわよ」と言ったから私は、「うん…」と返事をして家を出た
美嘉が言った事をずっと考えていた
-某歌番組◯-jak 収録-
MCに「さっ!ゲストをご紹介しましょう!すごいですよ、皆さん!僕もね、大ファンです!この方です!」と紹介され「どうも!吉川 来瞳です!よろしくお願いしま~す!」と私は、挨拶をした
「えー今回アルバムをリリースという事ですが…結構な恋愛の曲が多いんですね!」とMCに言われ「そうですね、恋愛が多いですね…売るためには恋愛が一番かと…(笑)」と私は、答えた
MCに「確かにね(笑)ご自身の経験からですか?」と訊かれ、私は、「経験というか…妄想かな?(笑)こんな恋愛してみたいな~って思って書いてます!」と言った
MCに「でも、ほぼ男性目線ですよね?」と再び質問をされ私は、「女が女性の恋愛事を書くと共感はしてもらえるかもしれないですが…私はもともと性格が男性よりなもので…だからあえて逆から(笑)」と答えた
MCは、「普段はおっさんとか?(笑)」と変な事を訊いてきた…
私は、それに対して「まぁ…近いかな?(笑)でも家にあんまりいないんで休みの日どうやって家で過ごしたりしたらいいかわからない(笑)お風呂もすぐ出るし…可愛い物なんて一切置いてない」と答えた
MCが「周りも女より男が多いの?」と訊いてきたから私は、「あっ、そうかもしれない(笑)先輩達が男ばっかり」と言った
どんなに泣いただろう…
気付けば朝だった
また忙しい1日が始まる
今日は音楽番組の収録
重たい体を起こし、腫れた目を冷す
私は、「酷い…顔…」と呟いた
ピンポーン
「来たか…」と私は、呟いてマネージャーが迎えに来たと思い鍵を開ける
が、なかなか入って来ない
「…開いてるよ!」と言いながら私は、思いっきり玄関を開けた
「おはよ~ございま~す♪」と予想外で私の家なんて知らないハズの美嘉が言った
私は、疑問に思い「はっ?なんでいる?てか私の家をなんで知ってる?」と美嘉に訊いた
突然現れた上に昨日の今日で苛々する
「香音さんに教えてもらったんですよ~!仲良くなりたくて♪」と美嘉が言った
「何それ?バカにしてんの?」と私が言った
「すごい家ですね~!さすがトップアーティストですね!私も住みた~い♪」と美嘉がそう言って勝手に家へ上がる
「はっ…おい!勝手に上がるな!」と私が言った
だが美嘉は、「すご~い!リビング広~い!テレビ大きい~!」と騒いでる
「ちょっと早く帰ってよ!」と私は、美嘉に言った
美嘉は、そんな私を無視して「こっちが寝室ですか~?」と言って寝室のドアノブに手を掛けた
「……っ!」私は、声にならない声を上げて止めようとしたが間に合わず…
寝室に入った美嘉が「広~い!」と言いベッドへ腰掛けた
そこだけは…
そこだけは…
誰にも触れられたくなかった
明希の匂いが一番あるから…
美嘉が言った「…ここで明希さんは、貴方を抱いてるんだ…」と…
「勝手な想像しないでくれる?」と私は、言った
すると美嘉が「明希さんの匂いがする」そう言って立ち上がった
「ほんと勘弁してよ」と私が言うと美嘉が「貴方が…いるから…明希さんは私を見てくれないのね…」とそう呟き私の前に来る
「マジで出て行って」と私が言った
けど美嘉は、引き下がらず「見て下さい」と言い携帯を取り出し画面を私に見せた
そして美嘉は、勝ち誇った様に「明希さんがここに 来た写真ですよ…合鍵も持ってました。付き合ってないのにおかしいですよね?これバラしたら大騒ぎですよね♪しかもMIZUKIと二股…」と言い出した
私は、冷静を装い「で、要件は何?」と美嘉に尋ねた
すると美嘉が「明希さんの事好きか知らないけど…身を引いて下さい。全部手に入れてるくせに明希さんまで欲しいんですか?」と言ってきた
そんな美嘉に私は、「だから明希さんとは関係ないって言ってるじゃない」と言うと美嘉が「メモ見ましたよね?明希さんからの」と言い不適な笑みを浮かべ玄関へ向かって行く
そして美嘉は、「では、お邪魔しました…歌姫さん♪」そう言い残し帰っていった
"全部手に入れたくせに"
「あんたに…何がわかるんだよ…」と美嘉が出て行ったドアに向かって吐き捨てる様にひとり呟いた
するといつの間にか家の中に入ってきていたマネージャーが私に向かって「何してるの?さっき美嘉さんとすれ違ったけど来たの?」と聞いてきた
私は、「ん…まぁ…用意する」と言いマネージャーが迎えに来た為、着替えた
準備が終わった私にマネージャーが「行くわよ」と言ったから私は、「うん…」と返事をして家を出た
美嘉が言った事をずっと考えていた
-某歌番組◯-jak 収録-
MCに「さっ!ゲストをご紹介しましょう!すごいですよ、皆さん!僕もね、大ファンです!この方です!」と紹介され「どうも!吉川 来瞳です!よろしくお願いしま~す!」と私は、挨拶をした
「えー今回アルバムをリリースという事ですが…結構な恋愛の曲が多いんですね!」とMCに言われ「そうですね、恋愛が多いですね…売るためには恋愛が一番かと…(笑)」と私は、答えた
MCに「確かにね(笑)ご自身の経験からですか?」と訊かれ、私は、「経験というか…妄想かな?(笑)こんな恋愛してみたいな~って思って書いてます!」と言った
MCに「でも、ほぼ男性目線ですよね?」と再び質問をされ私は、「女が女性の恋愛事を書くと共感はしてもらえるかもしれないですが…私はもともと性格が男性よりなもので…だからあえて逆から(笑)」と答えた
MCは、「普段はおっさんとか?(笑)」と変な事を訊いてきた…
私は、それに対して「まぁ…近いかな?(笑)でも家にあんまりいないんで休みの日どうやって家で過ごしたりしたらいいかわからない(笑)お風呂もすぐ出るし…可愛い物なんて一切置いてない」と答えた
MCが「周りも女より男が多いの?」と訊いてきたから私は、「あっ、そうかもしれない(笑)先輩達が男ばっかり」と言った