ホントに大切なもの☆
暫くして「私…しばらく歌うの辞めようと思います…」と私は、舞央さんに告げた
すると舞央さんは、ビックリした様子で「はっ!?なんでなん?」と訊いてきた
「アーティストの前に1人の人間として好きな歌を届けたいと思って頑張ってきました…でも…私は組織の中の商品でしかないんです…だからもう一度普通の女の子に戻って夢を追っていた自分に戻りたい…」と私は、言った
そんな私に舞央さんは、「それ、明希は知ってるん?せっかく叶った夢やんか…」と言った
私は、「知らないですよ…明希は今、大切な時だから心配かけたくない…それに…次の夢ができたんです…」と告げた
舞央さんが「じゃ活動休止になるん?次の夢って?」と私に訊いてきた
私は、「そうなります…まだ事務所は認めてくれませんが…明希には内緒ですよ?次の夢は教えません(笑)」と言い舞央さんが「そっか…」と言った
そして私のマンションに着き、舞央さんが「はっ?こんな所に住んでるん!?稼いでんな~!」と言うと私は、「自由がない代わりに贅沢させてもらってます(笑)」と言った
そんな私に舞央さんが「そやな(笑)ほな、俺は帰るわ!またなんかあったら言いや!」と言ってくれた
「本当にありがとうございました!気を付けて!」とお礼を言い舞央さんと別れ、家に入った
鍵を開けて家の中に入って「ただいま…」と言った
まだ明希は、帰っていないみたいだ
なんとなく電話を掛けてみる
私からかける事は滅多にない
だからきっとビックリするだろう…
電話に出た明希が「はい…どないしたん?めずらしい…」と言った
私は、何故か「あっ…ごめんね…」と明希に謝った
そんな私に明希が「なんで謝るねん(笑)帰ってきたんか?」と言い私が「うん…明希は、まだ仕事?」と言うと明希が「ん…せやで!もう帰るけど…」と言うと電話の向こうから美雨さんの声で“明希!ごめんね!待った?"と聞こえた
私が「えっ…」と言うと明希が「あっ、悪いまた掛けるわ!」とそう言い電話が切れた
あの声は、美雨さん
こんな時間に何してるの…?
仕事って嘘なの…?
悲しい顔させないって…
言ったよね…?
やっと…
一番守りたいモノができたのに…
明希を信じるって決めたのに…
なのに…
なんで…?
そしてこの日、明希は、帰って来なかった…
朝、目覚めるとソファーで眠っていた事に気付いた
私はマネージャーに電話を掛けこう頼んだ
「新しい家を探して欲しい…」と…
すると舞央さんは、ビックリした様子で「はっ!?なんでなん?」と訊いてきた
「アーティストの前に1人の人間として好きな歌を届けたいと思って頑張ってきました…でも…私は組織の中の商品でしかないんです…だからもう一度普通の女の子に戻って夢を追っていた自分に戻りたい…」と私は、言った
そんな私に舞央さんは、「それ、明希は知ってるん?せっかく叶った夢やんか…」と言った
私は、「知らないですよ…明希は今、大切な時だから心配かけたくない…それに…次の夢ができたんです…」と告げた
舞央さんが「じゃ活動休止になるん?次の夢って?」と私に訊いてきた
私は、「そうなります…まだ事務所は認めてくれませんが…明希には内緒ですよ?次の夢は教えません(笑)」と言い舞央さんが「そっか…」と言った
そして私のマンションに着き、舞央さんが「はっ?こんな所に住んでるん!?稼いでんな~!」と言うと私は、「自由がない代わりに贅沢させてもらってます(笑)」と言った
そんな私に舞央さんが「そやな(笑)ほな、俺は帰るわ!またなんかあったら言いや!」と言ってくれた
「本当にありがとうございました!気を付けて!」とお礼を言い舞央さんと別れ、家に入った
鍵を開けて家の中に入って「ただいま…」と言った
まだ明希は、帰っていないみたいだ
なんとなく電話を掛けてみる
私からかける事は滅多にない
だからきっとビックリするだろう…
電話に出た明希が「はい…どないしたん?めずらしい…」と言った
私は、何故か「あっ…ごめんね…」と明希に謝った
そんな私に明希が「なんで謝るねん(笑)帰ってきたんか?」と言い私が「うん…明希は、まだ仕事?」と言うと明希が「ん…せやで!もう帰るけど…」と言うと電話の向こうから美雨さんの声で“明希!ごめんね!待った?"と聞こえた
私が「えっ…」と言うと明希が「あっ、悪いまた掛けるわ!」とそう言い電話が切れた
あの声は、美雨さん
こんな時間に何してるの…?
仕事って嘘なの…?
悲しい顔させないって…
言ったよね…?
やっと…
一番守りたいモノができたのに…
明希を信じるって決めたのに…
なのに…
なんで…?
そしてこの日、明希は、帰って来なかった…
朝、目覚めるとソファーで眠っていた事に気付いた
私はマネージャーに電話を掛けこう頼んだ
「新しい家を探して欲しい…」と…