Street Ball
吸い込んだ煙が喉に突き刺さり、大きく咳込んだ。
「何よ〜双英。もっと上を目指していくんなら、マネージャーは必須でしょ。それとも、イ・ヤ・な・の?」
強めた語尾に、最後は一文字一文字区切られた…。
初めて知ったが、翠は酒が入ると絡み癖が有るみたいだ。
「良いじゃん。その方がチームも明るくなるし。なぁ泰二?」
豪快な呑み方に加えて、鉄は酔うと気が大きくなるのだとも初めて知った。
…普段は翠と目を合わせて会話できないくせに…。
泰二の方に視線だけ動かすと、肩をすくめてどちらでも構わないといった様子。
「泰二と鉄が良いって言うなら、俺は何も言わないよ。」
「はい、じゃあ決定〜。二人共宜しくね!」
気持ち良く酔っぱらった鉄の音頭で、何度目か忘れてしまった乾杯を交わした。
「何よ〜双英。もっと上を目指していくんなら、マネージャーは必須でしょ。それとも、イ・ヤ・な・の?」
強めた語尾に、最後は一文字一文字区切られた…。
初めて知ったが、翠は酒が入ると絡み癖が有るみたいだ。
「良いじゃん。その方がチームも明るくなるし。なぁ泰二?」
豪快な呑み方に加えて、鉄は酔うと気が大きくなるのだとも初めて知った。
…普段は翠と目を合わせて会話できないくせに…。
泰二の方に視線だけ動かすと、肩をすくめてどちらでも構わないといった様子。
「泰二と鉄が良いって言うなら、俺は何も言わないよ。」
「はい、じゃあ決定〜。二人共宜しくね!」
気持ち良く酔っぱらった鉄の音頭で、何度目か忘れてしまった乾杯を交わした。