Street Ball
「どうすんだよ!」
「足場から落ちたって言ってるんだから、仕方ないだろ!」
店内に入ると、レジの前で男二人が言い合っていた。
昼間見たこの店の店長と思われる男は、さっきと変わらずレジ奥の椅子に座って雑誌を読んでいる。
誰かが入店した事に気付いたのか、サングラス越しに視線だけ送ってきた。
「おぉ、昼間の。丁度良い所に来たな、君の名前は?」
どうやら、俺の他に該当者が居る様子はない。
「夏目だけど…。」
「足場から落ちたって言ってるんだから、仕方ないだろ!」
店内に入ると、レジの前で男二人が言い合っていた。
昼間見たこの店の店長と思われる男は、さっきと変わらずレジ奥の椅子に座って雑誌を読んでいる。
誰かが入店した事に気付いたのか、サングラス越しに視線だけ送ってきた。
「おぉ、昼間の。丁度良い所に来たな、君の名前は?」
どうやら、俺の他に該当者が居る様子はない。
「夏目だけど…。」