Street Ball
言うだけ言うと興味を無くしたのか、再び雑誌に視線を落とす店長。
「試合に出るには、何か資格でも必要なのか?どうしても此処でバスケしたいんだよ!」
「資格や規約なんて有る筈無いだろ。これは完全オリジナルのStreet Ballなんだ。ただな、今は大会中なんだよ。昨日お前が出た試合で、予選は終わっちまった。敗者復活戦でもう一チーム選出したら、計八チームのトーナメントで優勝を争う。」
昨日は特別な試合だったのか。
翔と卓の顔を思い出し、腫れぼったい頬を掻いた。
「でも、これから敗者復活戦が有るんだろ?」
漸く雑誌から視線を外したかと思えば、店長は呆れ気味に俺を見つめてくる。
「あのな、お前は一対三で戦うつもりなのか?チームじゃなきゃ試合に出れる筈無いだろ?」
「試合に出るには、何か資格でも必要なのか?どうしても此処でバスケしたいんだよ!」
「資格や規約なんて有る筈無いだろ。これは完全オリジナルのStreet Ballなんだ。ただな、今は大会中なんだよ。昨日お前が出た試合で、予選は終わっちまった。敗者復活戦でもう一チーム選出したら、計八チームのトーナメントで優勝を争う。」
昨日は特別な試合だったのか。
翔と卓の顔を思い出し、腫れぼったい頬を掻いた。
「でも、これから敗者復活戦が有るんだろ?」
漸く雑誌から視線を外したかと思えば、店長は呆れ気味に俺を見つめてくる。
「あのな、お前は一対三で戦うつもりなのか?チームじゃなきゃ試合に出れる筈無いだろ?」