そしてまた、キミに。



ーでも、今日の幸せな時間は
すぐに終わってしまった。




「ん?」

宮本先生が廊下からこちらの様子を
伺っている女子生徒に気づいた。


先生がその子に声を掛けにいく。



先生は女子生徒と何かを話すと、

「清水君。
ちょっと」

清水君を呼んだ。


「んー?何ー?」

清水君が廊下に出て行ってしまった。



あの子…
すごくかわいいな。

見かけない顔だけど1年生かな。

その子は顔を真っ赤にして
清水君と話している。


清水君のこと…好きなんだね。


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