そしてまた、キミに。
「えっ…」
「清水君」
先生は私の気持ちに気づいてるのかな。
「松田さんは分かりやすいね。
思ってることが顔に書いてある」
「っ」
慌てて顔を手で隠す。
先生が私の顔をマジマジと見るから
どんどん顔が赤くなっていくのが
自分でもわかる。
恥ずかしい…
そんな私をみて先生がクスクスと笑う。
「勉強会、
清水君も誘ってよかったね」
「…」
小さく頷く。
「松田さんすごく楽しそうだし。
実は勉強会始まった日から
気付いてたけどね、松田さんの気持ち」
「〜〜〜」
やっぱり。
恥ずかし過ぎる…