そしてまた、キミに。

【優side】



「……やっぱり帰ろうかな…」


学校には来たものの教室に入る気になれなくて、いつもの屋上にやって来た。



空を見上げると、
変わらない青空が広がっている。


ずっとずっと遠くまで。


目を閉じると風の音だけが聞こえる。




…ここは本当に落ち着くな。




気持ちよくてそのまま眠ってしまった。


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