そしてまた、キミに。



あ…そうだ。
早く行かないといけなかったんだ。


「もう。
先生、何してたんだよ」


いつの間にか学校にいることも忘れかけていた俺を、その一言が呼び戻してくれた。



…何やってんだよ、俺。

しっかりしなきゃ。



「ごめん!
今、行く」


教師モードに切り替えた俺は、大事な生徒たちが待つ場所へ急いで向かったーー





ー*ー*ー*ー


これは、

誰も知らない
決してバレてはイケない

叶わぬ恋の話である。


ー*ー*ー*ー


〜fin〜

< 234 / 417 >

この作品をシェア

pagetop