そしてまた、キミに。



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家に着いて、自分の部屋の窓から
空を見上げる。


月がぼんやりと浮かんだ静寂の夜に、少しだけ寂しさを感じた。





ねぇ、愛子。

アタシも愛子の幸せそうな笑顔をずっと見ていたいよ。


愛子が幸せであること。

それがアタシの一番の望みだから。




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