そしてまた、キミに。
好き。
【愛子side】
お昼休み。
私は急いで優のところに向かっていた。
屋上に行ってみると、そこには以前と同じように壁にもたれる優の姿があった。
ここにいるの、久しぶりだな…
「…あ、愛子。
もうお昼?」
「うん」
「そっか。
あー…今日はアタシ、何も持ってきて…」
「あのね、優。
私、ビックリする話聞いちゃったのっ」
「え?」
「清水君が今日、学校休んでるんだって」
4時間目の選択授業のとき、
清水君と同じクラスの女の子が昨日の出来事を教えてくれた。
清水君は昨日、授業中に突然教室を出て、
雨の中を傘もささずに走り去っていったらしい。
理由も何も言わずに出て行ったから、
先生もクラスメートも驚いて心配してたんだって。
そしたら今日、清水君は体調不良で休みで、昨日突然帰ったのもそのせいだって連絡が来たみたい。
お昼休み。
私は急いで優のところに向かっていた。
屋上に行ってみると、そこには以前と同じように壁にもたれる優の姿があった。
ここにいるの、久しぶりだな…
「…あ、愛子。
もうお昼?」
「うん」
「そっか。
あー…今日はアタシ、何も持ってきて…」
「あのね、優。
私、ビックリする話聞いちゃったのっ」
「え?」
「清水君が今日、学校休んでるんだって」
4時間目の選択授業のとき、
清水君と同じクラスの女の子が昨日の出来事を教えてくれた。
清水君は昨日、授業中に突然教室を出て、
雨の中を傘もささずに走り去っていったらしい。
理由も何も言わずに出て行ったから、
先生もクラスメートも驚いて心配してたんだって。
そしたら今日、清水君は体調不良で休みで、昨日突然帰ったのもそのせいだって連絡が来たみたい。