そしてまた、キミに。


昼休みになり、疲れを感じていた俺は、静かな場所を求めて屋上に行ってみることにした。



ドアを開けるとカラッと晴れた空が
気持ちよかった。



腕を挙げ、思いっきり体を伸ばす。


「はぁー」

緊張からか硬くなっていた体が伸び、
すごくスッキリした。



「うん。
うまくやっていけそうな気ぃする。」

みんな優しいし。


でも、
しばらくは関西弁ツッコまれそうやな。


おもしろいこと言わなアカン感じ、
めっちゃプレッシャーやわ(笑)



フェンスにもたれ、
大きく息を吸っていると

どこからか小さな寝息が聞こえた。


< 8 / 417 >

この作品をシェア

pagetop