そしてまた、キミに。
昼休みになり、疲れを感じていた俺は、静かな場所を求めて屋上に行ってみることにした。
ドアを開けるとカラッと晴れた空が
気持ちよかった。
腕を挙げ、思いっきり体を伸ばす。
「はぁー」
緊張からか硬くなっていた体が伸び、
すごくスッキリした。
「うん。
うまくやっていけそうな気ぃする。」
みんな優しいし。
でも、
しばらくは関西弁ツッコまれそうやな。
おもしろいこと言わなアカン感じ、
めっちゃプレッシャーやわ(笑)
フェンスにもたれ、
大きく息を吸っていると
どこからか小さな寝息が聞こえた。