そしてまた、キミに。





「ただいま…」


「優、おかえり。
今日は遅かったのね」

いつも通りの笑顔で迎えてくれる。


「うん。
ちょっと愛子とね」


「愛子ちゃんと久しぶりに会いたいわ。
また家に連れてきてよ」


「うん。
また誘ってみる」





自分の部屋に入ってベッドに座った。


そのまま後ろに倒れる。




んー…


目を閉じるとさっきの温もりが甦る。






今日はよく眠れそうだ…



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