君に届け
「まっ、そう言うことなんでよろしく」
あきが微笑む。
2人は海の方へ行き、駿と2人きりになる。
「俺今までみんなとの関係が崩れるのが怖くて言えなかったんだけど・・・」
珍しく神妙な顔で言葉を続ける。
「美奈のことが好きなんだ!!」
「えっ、どうして?」
突然の告白で戸惑う。
「俺のこと嫌い?」
駿は寂しそうな顔をする。
「嫌いじゃないけど…」
「けど?」
「突然で返事出来ない」
「分かった、待つから」
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