君に届け

引っ越し

朝、私は仕事までの時間、健の引っ越しの手伝いをした。
大方片付き私は仕事に向かった。
「いってらっしゃい」
健に見送られ、現場に着いた。

1ヶ月後
健の骨折が治った。
この間、健の身の回りの世話をし、二人のは親密になった。
「美奈、俺たち正式に付き合わないか?」
「…うん。でも、駿に話しないと」
「そうだな。今から呼ぶか?」
「お願い」

健が連絡して一時間後…
チャイムが鳴った。
「駿…」
「美奈、大事な話があるって聞いたけど」
「うん、入って」
健はソファーに座り駿を見る。
私は健の隣に座り、駿に座るように促す。
「単刀直入に言う」
健が切り出した。
「俺たち付き合うことになった」
駿の反応を見る。
「俺、美奈のこと諦めないから」
予想通りの反応。簡単に諦めてくれないよね。
私の恋は始まったばかり、長い目で見よう。
< 9 / 9 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop