クリスマスから始めよう
そんなとき、博臣がうちの部署にサポートとして入ることになったんだ。



あたしは同期だからということでなぜか教育係にされてさすがに避けることもできなくなった。





「佑月、久しぶりだな。よろしく」






その声も、笑顔も何一つ変わってなくて避けても、同期会に参加しなくても結局秘めた恋心は変化することがなかった。
< 5 / 17 >

この作品をシェア

pagetop