顔をあげて
さぁ帰ろうとしたとき誰かに腕をひっぱられた。

「待って礼羅ちゃん!」
その相手はさっきの4人のうちの1人でその中では真面目そうにみえた子だった。

「なに?礼羅帰らなきゃ。」

「送るよ♪」

「いい」と断ったがやつはついてくる。
「はぁ~もうついてこなくていいって!」
と振り向いた時ギュッと抱きつかれた。私は思わずつきとばした。

私は男の口から信じられない言葉を耳にした。


「いって~なぁ、簡単に股開くって聞いてたのに何純粋ぶってんだよ。」

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