顔をあげて
彼は急に立ち上がり、
「後、三件で終わるからさ礼羅ちゃんがよければここで待ってて。」
「えっ!?でも…
「俺と話したくないなら待ってなくていい。…俺は必ずここにくる。」
と私の言葉を無視して彼は手をふり走っていった。

『…なんで礼羅の名前知ってるんだろ…』


半分興味本位で待ってみようと思ってたけどすでにこの時私はあなたに惹かれてたのかも。
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