顔をあげて
柄の悪い兄ちゃん2人の内背の高くて格好いいほうが理沙に「待たせてごめんね~!」と謝っている。


『なるほど。こいつが理沙のお目当てか。』

私は2人を観察していた。
立ち話もなんだからとカラオケにいくことになった。そこで自己紹介をしてカラオケは歌わないまま話しだけ盛り上がった。理沙とお目当てのイケメン君が楽しそうに照れくさそうに話してる姿をみて無性に一樹に会いたくなった。
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