純花
恋のはじまり


「やっと終わったぁ♪打ち上げの迎えどぉするぅー?」沙
私の隣で大きく伸びをしながら打ち上げの話をする女の子。
伊藤 沙羅。
私の部活仲間でもあり親友でもある。







中学生になって
2回目の夏季大会が終わった。



私、小林 花ゎいま...

携帯をみてびっくりしている。
その携帯にうつっているもの。
それゎ
私の片思いの相手だったはずの人。
井本 純からのメール。
大会お疲れ様のメール。





けれど、それだけじゃなかった。


一番最後の行に...


〜よかったら付き合って〜の文字。




自分からゎ
告白しないタイプの人。
ずっと片思いのままでいいと思ってた。




なのに
目の前の携帯の画面にうつる文字。
信じられなかった。





「ねぇ〜。花?きいてるぅー?」沙
「あっ。ごめん。聞いてなかったぁ。」花
つい画面に気を取られてて聞いていなかった。
いまゎ忘れようと思い
携帯をカバンにしまった。

「打ち上げだよ。打ち上げ〜。車だし沙羅のママがのっけていくよー。」沙
「ありがとー。じゃぁ帰りゎ花のママが送っていけるとも思うから」花
「りょーかぃですッッ!じゃぁ、6時頃迎え行くねー。ばぃばぃ」沙
「ばぃばぃ」花

沙羅とわかれた
私ゎすぐに純に返信した。


〜いいよ〜



純からゎ
すぐに返信がきた。


〜いいよ。って付き合ってもいいってこと?〜


〜うん〜


嬉しすぎてそっけなく返してしまった。
感じ悪かったかな?
と思ったけど気にせず家に帰ることにした。
家に帰り、打ち上げの支度をして
沙羅の迎えにきた車にのって打ち上げにいった。

いつも何かあるとすぐに沙羅に相談してたけど、今回ゎなぜか秘密にしておきたかった。


打ち上げ場所につき
純にどんな顔して会ったらいんだろと考えていると...


「花ちゃんッ♪どぉしたのぉ〜?ぼーっとしてるけど大丈夫?」優
と聞いてきてくれた女の子。
沙羅と同じく、部活仲間で親友の石澤 優香。


「うんッ。大丈夫だよ。」花
「そっか。よかったぁ。花ちゃんゎなに食べるぅ〜?」優
「ぅ〜ん。じゃぁこれッッ♪」花
「おいしそ〜。優香もこれにするー♪」優



どぉしても純のことが頭から離れない私ゎ優香ちゃんに
告白されてらその人にどんな顔して会えばいいのか質問してみた。


「まさか、告白されたの?」優


優香ちゃんに嘘をつけない私ゎ
「ぅ、ぅん。」花
といってしまった。


すると、優香ちゃんゎ真剣に考えてくれた。



「どぉすればいんだろぉ〜。まだ、夏休みだからもぉちょっと考えてみれば?」優



私ゎその言葉でいま夏休みだということに気づいた。


「そっか。そぉだよねwありがと〜。」花
「ぜんぜんッ♪」優



夏休みだと気づいた私ゎ、純のことを考えずに楽しく打ち上げをすることができた。


そして
充実した夏休みをおくることができた。








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