☆★私立天城学園★☆《BL》
プチッ


真「おまえ、うぜぇんだよ」


いつもより数倍声が低くなる。


司「は?助けてやったんだ。感謝しろ」




真「今さ、無性にいらついてんだ。俺の敵に手ぇだすなよ。なんならあんた相手してくれる?」



司「なにいってんだ?つかお前男か?女装してなにしてんだ?」



真「黙れや、俺様野郎!」



相手の懐に入って、拳を叩き込む。



司「かはッ」



男が膝をついた。


力には自信があるかんな。


てか、半分も本気出してない。



司「ッテメ……」



男が睨み上げてくるが恐さのかけらもない。



真「弱すぎて相手になりませんわ」



私は近くのビルに飛び乗った。(←軽業得意W)



ビルっていっても5階建て。




司「なっ!」


真「ごきげんよう(クスッ」



私はその場を去った。



次の日―――。



こいつが仲間を連れて学園に現れた。


その次の日も、またその次の日も。


おかげで元々少なかった友達が更に減ったし、うっとーしいはでろくなことがなかった。



なのに、なんでこんなところに。






< 24 / 27 >

この作品をシェア

pagetop