兄弟的同性愛事情
こんなとこ見られたら絶対誤解される!!
それは最悪すぎるって!
ハラハラしてる俺をよそに、ライトは遠慮なしに俺にくっついてくる。
「ライトっ!マジやめっ…わぁっ!!?」
ベットが大きく揺れる。
ライトの顔が一気に近づいて、ぶつかる寸前で止まった。
息が止まる。
時が止まる。
「…はっ、離れろッ!!!!」
突き飛ばすと、ライトは簡単に飛ばされた。
保健室に微妙な空気が流れる。
なに、ドキドキしてんだ、俺。
ライトは顔がいいってだけだし、別に好きなわけでもないのに…
ただ、顔が近くなっただけ…なのに
なんで顔が赤くなってるんだよ…!!
ライトもこっちを見ないで、ずっと俯いていた。
ガラッ