大人になりたい
第3章★突然のこと★
だめだ………………
さっぱり分からん。
何よ……………なんで化学難しいのよ!
なんでマグネシウムを完全燃焼させちゃうのよ!(そこかよ。笑)
黒板に書かれる化学式たち。
「えーー。ここで全ての係数を合わせてあげるのでー………」
はい、何言ってんのか分かりませーん。
ぼーーっと先生を見つめる私。
あーー。かっこイイ………
「ここの係数を誰か答えられる人ー?」
分かるわけ無いでしょ。
「誰も分からないかー?んーーー。じゃあ、瀬川!答えてくれ!」
瀬川ねー。ほら、答えなよ。
………………え?
いま………瀬川って言った………………?
待って!このクラスに瀬川って………
私しかいないじゃん!
「瀬川?化学係の瀬川ーー?答えて?」
ドキッ…
反則だよ……そんな笑顔で『答えて?』なんて言われたら………………答えないことなんて無理!
だけど……………
「あの…………分からないんですけど…………」
「この問題は、さっきやったのとほぼ同じだぞ?」
「…………………………うーんと…………」
係数を合わせるんだから……
えーー………………
「わかんないか?」
「……………2?」
「おぉ!わかってんじゃんか!なら、はじめからそーいえよー!」
…………すいません。
まぐれです。
さっぱり分からん。
何よ……………なんで化学難しいのよ!
なんでマグネシウムを完全燃焼させちゃうのよ!(そこかよ。笑)
黒板に書かれる化学式たち。
「えーー。ここで全ての係数を合わせてあげるのでー………」
はい、何言ってんのか分かりませーん。
ぼーーっと先生を見つめる私。
あーー。かっこイイ………
「ここの係数を誰か答えられる人ー?」
分かるわけ無いでしょ。
「誰も分からないかー?んーーー。じゃあ、瀬川!答えてくれ!」
瀬川ねー。ほら、答えなよ。
………………え?
いま………瀬川って言った………………?
待って!このクラスに瀬川って………
私しかいないじゃん!
「瀬川?化学係の瀬川ーー?答えて?」
ドキッ…
反則だよ……そんな笑顔で『答えて?』なんて言われたら………………答えないことなんて無理!
だけど……………
「あの…………分からないんですけど…………」
「この問題は、さっきやったのとほぼ同じだぞ?」
「…………………………うーんと…………」
係数を合わせるんだから……
えーー………………
「わかんないか?」
「……………2?」
「おぉ!わかってんじゃんか!なら、はじめからそーいえよー!」
…………すいません。
まぐれです。