大人になりたい
慶太side
「お待たせー。」
って……………おい!
何で夏希寝てんだ??
「おーい?」
「んんーー…けぃ……た…」
お、俺?
「おーい、風邪ひくぞ?つか、明日学校だぞ?」
「んー」
「夏希…寝るの?」
夏希が目を擦りながらぼーっと俺をみる。
「ご飯…食わねぇの?」
「たべ…たいけど…ね、ねむ……………」
まぁ、いいか。
明日作ってやればいいしな。
「運ぶぞ?部屋どこ?」
夏希は指を二階に向ける。
「よし、」
夏希をお姫様だっこして階段をあがる。
夏希の部屋のベッドにそっと夏希を置く。
「おやすみ。」
軽く口付けをして部屋を出ようとすると
「けいたぁ…」
呼び止められる。
「ん? 」
「大好きぃ…………」
ドキッ!!!
やべぇ…………
可愛すぎる…
「俺も…好きだよ。」
「………慶太…………あの………一緒に…………寝よ?」
?!?!!!???
どした?今日の夏希は超甘なんだけど…
超可愛すぎ…
「…だめ?」
ダメなわけねぇよ!
つか、いいのか?
「一緒に…寝るか…うん。