虹恋
電気を消して2人で階段を降りる

突然、前を歩いていた

野々宮くんが後ろを向いて

「なぁ、雪村!」

「なに?」

「一緒に帰ろうぜっ!」

私はとてもびっくりした

1回は一緒に帰った事はあるが

それは何と無くそうなっただけで

まさか誘われるとは

思わなかった

でも嬉しかった

せっかく誘ってくれたのだ

それに途中まで一緒だから…

「いいよ!」

笑顔で返した
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