最低男との結婚
そんな光景を

何人もの女性と繰り返し

私は、完全に

大輔狙いの女性客の反感を買い

チクチクと突き刺さるような視線に

耐えるという一日だ。


けれど・・・・・、


仲の良いお客さん全員に

私を紹介してくれるのは

怒っている女性客の方々には申し訳ないけれど・・・


やっぱり、うれしくて仕方がない。


辺りも暗くなり始め、

ようやく店を閉める頃・・・


「大輔さん、こいつ
どうですか?」


店長さんが女性を2人連れて来た。


連れて来られた女性は


「面接じゃないの!?
何でここ!?」


露店の大輔を見ながら

わけ分からない様子だ。
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