けぶる緑の奥に隠した、私の愛する永遠の少年。(短編)
もうすぐ12歳になる私は、まだ、何も失ってはいない。
父も母も生きている。
夏の始まりの日だった。
心地よい太陽の、光。
そう。
ここは森のはじまり。
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