MyPiece ~私を構成するもの~

「君たち、あんなところで寝ていたら危ないだろう?どうしてあそこにいた?」


「「……………。」」

私と刃は無言だった
まだ幼い2人は初対面の大人に少し怯えていたのだ


「もう一度きこう、君たちはどうしてあんなところで寝ていたんだ?」


「……私、あそこでママとパパに置いて行かれちゃったから……」

「僕も…」

私と刃は口々にその男、マスターに答えた



「そうか…。」

マスターはそうひと言つぶやいて、私達の頭に手をのせた





「今日からここに住むといい」






これが私とマスターの出会いーーーー



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