MyPiece ~私を構成するもの~

「まぁまぁ、流伊大人気ないわよ?
あんたが矢重にかなうわけないじゃないの!……それじゃあんた達は“クラスのみんな”とご対面してきなさい♪」


ほら、流伊っ立ちなさい!
と藤子さんはせかす



「じゃあ、これからまた色々よろしくお願いします」

私はそう言って藤子さんに一礼すると流伊と共に理事長室を後にした


ーーーーーーーーーーー


理事長室を出ると流伊のクラスだと言う【2年A組】へと足を進める


「ったく、久しぶりだなぁ♪
何年ぶりだ?あ?3年ぶりかっ?流伊お兄さんは可愛い妹とと弟にまた会えて嬉しいぞ♪」

「お前の妹になったつもりは一切無い」
「お前の弟だなんて反吐がでる」

さすが刃!考えてることも同じね


「……シクシク…俺は悲しいぞ。
なんだ?反抗期か?お前ら」

「「…………殺す…」」

「まっまぁまぁまぁまぁ、おっ落ち着いて!(ひぇぇ、こいつら“殺気”がパワーUPしてるよ…前もすごかったがな…)」

「「…………」」

「(こっこえぇー!)
お、お前ら、そろそろ着くぞっ」


見ると本当に着いていた

「じゃあ、俺が読んだら来いな?」



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